リトル＊ミス＊サンシャイン

そして今日観たのがこれ。


老人ホームを追い出された薬中エロジジィのおじいちゃんと
『勝ち組になるための本』を出そうとして破産寸前、頭カチカチ口先だけパパに
家族を必死にまとめようとするママと
その兄（自殺未遂をした理論家のゲイ）
ニーチェに心を奪われて9ヶ月間誰とも口をきいていない息子と
おデブちゃんなのに全米美少女コンテストで優勝を狙う娘

このいかにもうるさそうでバラバラな家族が、美少女コンテストのクィーンを夢見る娘のために、黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指し、その道中徐々に個々の傷を癒しつつ、家族としてまとまっていく模様を追ったお話。

コントみたいに可笑しい家族なんだけど、一人一人の問題や不安が折り重なって話が進んでいくので泣かされたり笑かせられたり忙しい映画でした。


スパニッシュアパートメントにしろこれにしろ、他人にしろ友達にしろ家族にしろ、共同生活において立場がそこまで変わらないだな、、。
というか、面倒くさかったり、うざったかったり、理解できなかったり、イライラする問題は絶対あるけど、それでも空間を共有できる人かいるっていいことなんだなぁって。
すくなくとも、気に留めてくれてる、人が自分のそばにいる。
（（一人暮らしはやっぱダメだワーーーー！！！！さびしぃ。。））

こうあるべきって形は無いけど、家族とか一緒に暮らす人を

『個人』

として距離を置いてみる事はわるくないんだなって思いました。（自己解決）